お米の価格上昇が続いており、多くの家庭に影響を及ぼしています。
2025年4月現在、スーパーでの5kgあたりの平均価格は約4,200円となり、前年同期比で2,000円以上の上昇となっています 。
我が家は、女子ばかりなので、お米の消費量が比較的少ない方だと思います。
でもお米を買うたびに「なんだか‥また高くなってない?」と思いながら、それでも買うしかないので、仕方なく高くても買っています。
今回は、お米の価格が上がり続けている本当の理由、今のお米の価格、少しでも安くおコメを買う方法をご紹介します。
お米の価格また上昇!主な原因は?
一般に報道されているような米の価格高騰の理由は以下の通りです。
- 異常気象による不作(特に2023年の猛暑)
- 外食・観光需要の回復による消費増加
- 減反政策や高齢化による農家の減少
背景にある「本当の理由」とは?
実は気象よりも「流通の問題」が深刻
ニュースでは猛暑や不作が大きく取り上げられますが、実際には流通・在庫のコントロールが価格に強く影響しています。
- 一部の大手卸売業者が「先物価格の上昇」を見越して在庫を“囲い込み”。
- 流通量が絞られることで、市場価格が自然に吊り上がっている可能性があります。
このような動きは、かつての玉ねぎやレタスの高騰でも見られたものです。
農家の高齢化と生産継続困難
農家の高齢化で廃業が増え、新規参入が進まないため、長期的な供給不安が価格の底上げにつながっています。
- 減反政策(生産調整)が過去に続いたことで、米を作らないことに慣れた農地も多く、再生産はすぐにはできません。
農業政策の「急ブレーキと急アクセル」問題
政府は以前、米の生産を減らす政策を進めていたのに、近年は一転して「増産」を求める動きを見せています。
- この変化に農家がすぐに対応できず、混乱や不信感が広がっています。
- 補助金などのサポートも追いついていないとの声もあります。
備蓄米の放出はどうなったの?
政府は2025年2月に21万トンの備蓄米を市場に放出すると発表しましたが、実際には一部しか流通しておらず、「必要なところに届いていない」という声が出ています。
放出米のうち多くが業者・業務用に優先的に回されたとも言われており、一般家庭向けへの供給不足は続いています。
確かに、政府が備蓄米を放出すると聞いて、そろそろ米の値段が下がってくるかな~なんて、思っていたのですが、まったく下がる気配がなく、むしろ上がってる?というのが私の実感です。
賢い「米の買い方」3つの工夫
農家から直接買う(ネット直販)
中間業者を省けるため、高品質&安定価格でお米を購入できます。
ポケットマルシェ、食べチョク、楽天ふるさと納税 などでも直送農家あり
新米シーズン前後(9月〜11月)に「来年分予約」をすると割安になる!
ブレンド米、玄米などで購入
銘柄、品種にこだわらないブレンド米なら、安定した品質で、比較的安く購入できます。
玄米なら、長期保存が利くのでまとめ買いができ、コストを抑えることができます。
定期購入 or 共同購入
定期購入:インターネットの定期購入を利用することで、毎月一定の品質のお米が確保でき、さらに割引価格で購入できます。
共同購入:JAグループや生活クラブ生協などの共同購入制度で割安に購入できます。
まとめ
今回は、お米の価格上昇の理由、お米をお得に購入する方法について、ご紹介させていただきました。
主食であるお米は、我々日本人の食卓には欠かせない食品です。
お米の価格は過去最高水準にあり、5kgで4,000円を超えることも珍しくありません。
気候変動や供給のゆがみなど、これからも値上がりが続く可能性があります。
しかし、ネット通販やふるさと納税、ブレンド米の活用など、上手に選べば家計を守る方法はあります。
「いつものお米」を見直すことで、賢く・おいしく・無理なく乗り越えていきましょう!
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